Q&A

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Q1.手乗りの鳥が卵を産んでしまいました。

 卵をどうしたらよいのか、また産ませないようにするには、如何したら良いのですか。


A1.産んだ卵については、オスと同居し巣箱を与えてある状態でそこに卵を産んだのであれば、そのまま雛が孵るまで、見守ります。

そうでない場合は、卵を産んだ場所が卵を抱ける状態(フンきり網の無い、ゲージの隅や、餌箱の中など)であれば、卵を産み終えるまで待ってから(通常一日おきに1個ずつ、4~8個程度)、卵をすべて取り除きます。

ただ単に、ゲージの中で産み落とした状態であれば、卵をその場で取り除いてあげれば良いです。

この場合、産み落としても1~2個程度で、いつもの状態で、何も無かったかのようにすごす固体がほとんどです。


手乗り鳥のメスの場合、産卵させない方が良いように言われます。確かに、手乗り鳥のほうが、親が育て上げた鳥に比べれば、骨格や体型の大きさができにくかったり、巣箱が無いことにより寒い季節などは卵詰まりを起こしたり、産卵で体力を消耗してしまうなど、その鳥にとってのメリットがないと思います。

卵を産ませないようにするためには、巣箱を与えない、生むための物陰になる状態のところに行かせない、発情飼料となる粟玉・虫(ミルワーム)等蛋白質の多い餌を与えすぎない、スキンシップの時に背中をなでることを控える、これらを守るようにします。

しかし、卵を生むことができる鳥であることは、体力的にも強く、健康状態も良く、成熟した良い鳥に育った証でもあると思います。


Q2.セキセイインコのオスとメスの見分け方を教えて下さい。


A2.セキセイインコの性別の見分け方は、鼻の色(ろう膜)で見分けます。基本的には、成熟した親鳥の場合、青色がオス、茶色がメスです。若い鳥の場合や、体の羽色がグリーン・ブルー系以外(黄色系など)の場合は、少し違って見えます。若鳥の場合、メスでも茶色くなっておらず白っぽく透明感の無い色です。成長した黄色系の鳥のオスの場合、青くならず、肌色の状態のままです。(それでも青みがかった感じがあり、透き通った透明感があります。)


Q3.ツバメの雛鳥が道端にいたのを拾いました。怪我をしているためか飛べずにました。周りにそれらしい巣があるわけでもなく、親鳥のいる様子もありませんでした。どうしたらよいですか。


A3.野鳥の場合、基本的には、どの種類でも、またどんな状態でも拾い上げて持ち帰ったりすることは、やめてください。道路であれば車などに引かれたりしないように隅のほうへ移動する程度で、そのままにして置いて下さい。

すでに拾い上げて持ち帰ってしまった場合、元気がなく怪我をしているのであれば、保温をしてすぐに小鳥を診てくれる獣医さんにお願いします。

続いて県庁、県の出先機関の環境課などに、野鳥を保護したことを電話でかまいませんので伝えます。その後は、野鳥の保護している施設等に持ち込むことになります。

野鳥を飼うことは基本的に禁止をされていますが、種類によっては1世帯に1羽までは許されています。県庁または県の出先機関に出向き、県知事の許可を得るための書類等の製作が必要になります。(それぞれの県により違うことがありますので、直接県のほうへお尋ねください。)


Q4.オカメインコの手乗りですが、一人餌の切り替えはいつからで、どうしたらよいですか。


A4.どの種類の小鳥でも、手乗り鳥の場合一人餌への切り替わりの時期ですが、個体差があるのではっきり何日からと言うことが出来ません。

鳥の状態を見ながらですが、足元にひいてある紙やワラなどや、こぼれた挿し餌をついばむ様なしぐさを始めたら一人餌の練習を始めます。

最初は、挿し餌をする前に、同じ餌を器に入れ、頭を軽く持ち嘴(くちばし)をその中に入れて、それが食べる餌だと教えます。数回繰り返した後からいつも通り挿し餌を与えます。

器から食べることを覚えると挿し餌の量が少しずつ減っていきます。食べている様子を確認できたら、粟玉の場合は、乾いた状態のままの物も別の器で与えます。この時、挿し餌と同じ餌も入った状態で、餌の器は二つになっています。乾いた餌を入れた時から飲み水も入れて与えます。

一人餌に馴れてくると挿し餌を落ち着いて食べてくれなくなります。一人餌の程度にもよりますが、この頃の挿し餌は朝と夕方の2回で良いと思います。夕方だけはソノウに餌がしっかりと食べられているか確認し、食べていないようでしたら、根気良く挿し餌を与えます。

乾いた粟玉を食べている様子が確認出来る様になったら次の段階です。

挿し餌と同じ餌はやめて、乾いた粟玉の他に、親の餌と同じ皮付きの配合餌かペレットを入れ、中型のインコなどは、ヒマワリや麻の実を別の器に入れ、同じように置きます。飲み水も入れて与えます。この頃の挿し餌の食べる量は少なくなりますので、回数も夕方1回になります。

文鳥やセキセイインコは、早い段階で一人餌に切り替えることが出来ます。セキセイインコは特に雛のときから一人で食べることを覚えてくれます。しかし、オカメインコの場合は、いつまでも挿し餌を欲しがりますので、挿し餌も与えながら、一人餌の練習時間(日数)を長くかけ、出来るだけ早く一人餌を覚えさせた方が鳥の成長にも良い結果が出ます。

もちろん小鳥の状態を確かめながら、その子にあった進み具合で、根気良く行ってください。


Q5.カナリアのオスを購入したのですが鳴きませんがどうしてですか。


A5.鳥を手に入れてから飼っている場所に慣れるまで、鳥にもよりますが2週間ほど余裕を持って世話をして下さい。

3週間以上たっても鳴かない場合は、もう一度オスかどうか確かめて下さい。

オスである場合ですが、ゲージの置いている環境、世話の仕方をもう一度見直す必要があります。

夕方暗くなってもゲージの置いてある部屋の中が明るかったり、覆いをしてある隙間から明るい光が入っていたり、または街路灯など外の光が入り込んだりしていませんか。鳥は、日照時間を感じて体内時計を維持しています。それが狂うと繁殖時期になった事を感じることが出来ず、繁殖行動を起こさないままでいます。また、換羽の時期でもないのに、換羽を始めたり、いつまでも毛が変わりきらずにいたりと体調を崩します。


カナリアの飼い方としては、与えている餌の脂質の多く与えます。また卵餌をこまめに与えるとともに青菜も切らさないようにします。また、水浴びが出来るようにして、毎日新鮮な飲み水を与えます。

カナリアのオスが囀りをするのは、繁殖期に入りメスを呼ぶために鳴きます。繁殖期は、初春からなので、その気候や日照時間に合せるとともに、たんぱく質を多く与えることにより繁殖行動を促します。


Q6.初めて鳥を飼うのですが、どんな鳥がお勧めですか。


A6.小鳥を飼うにあたって、目的や、鳥を飼う環境(場所)により鳥の種類が分かれます。

犬や猫などのように、小さいうちから育て、スキンシップをとりたいならば、手乗り鳥の、セキセイインコ・文鳥・オカメインコがお勧めです。

巣引きをさせ雛を取り、次の代へと繋いで行く事を目的とする場合、十姉妹・キンカ鳥・セキセイインコなどがお勧めです。

室内で飼われる場合は、手乗り鳥や、フィンチがむいています。

屋外で飼う場合は、セキセイインコ等のインコ類がむいています。


Q7.今いる小鳥を巣引きさせて取れた雛を手乗りにしたいのですがどうすればよいですか。


A7.小鳥の種類によって巣引きの方法が異なりますが、今飼われている鳥が手乗りの場合は、巣引きを望むのは、避けたほうが良いと思います。特に人に馴れている場合は、巣引きをさせること自体が難しいかもしれません。(絶対に引きが出来ないわけでは有りませんが。)

巣引きがうまくいく場合、また手乗り鳥でない場合ですが、セキセイインコや、文鳥、オカメインコが一般的に手乗りとして育てられていますが、巣引きについての方法は、種類によって違うためここでは書きませんが、うまく巣引きに入り卵を暖め孵化させた場合、どの鳥でもおおよそ孵化から18日前後で親から離し、挿し餌を始めます。十姉妹やキンカ鳥は、16日前後ぐらいです。目安としては、雛の羽の先が少し開きかけた状態です。

親から離す時間帯ですが出来れば夕方の暗くなる前あたりが良いかと思います。

親からもらった餌でソノウがいっぱいになっているはずなので翌日の朝まで挿し餌を与えず、その日は冷えないようにし、フゴなどの中で寝かせます。その後手乗り鳥として、挿し餌をして育てて生きます。


Q8.キンカ鳥が雛を孵化したのですが、どんな餌を与えれば良いですか。また、粟玉を与えると追い盛りが来て、次の産卵をする事が有りませんか。


A8.与える餌は、今まで通りの配合餌とカキガラ、青菜です。それに、孵化したらすぐに粟玉を与えるようにして下さい。カキガラをこまめに新しい物を入れてあげます。青菜も毎日与えるようにして下さい。

雛を育てている間は、粟玉を与えてもその雛達が巣立ちするまでは、次の巣引きに入ることはありません。育雛期に粟玉を与えないと、雛の育ちに著しく差が出来たり、巣立ちしても体型の良い鳥にならない事が多くなります。


Q9.手乗りの小鳥が成長し親になった頃なのですが、相手のメス(オス)がいないとさびしいのではと思いますが、相手を見つけることは出来ますか。


A9.手乗り鳥の場合、その鳥のパートナーは人間である飼い主になります。必ず毎日の放鳥時間を作り、スキンシップをすれば、鳥は寂しい思いをすることはありません。

また、手乗り鳥の場合、巣引きには向きません。なぜなら、その鳥がオスであれメスであれ、相手は人間ですので、その鳥が良く馴れているほどペアーになる確立が少ないと思われます。

うまく産卵し抱卵しかけたとしても、人が近くに来ることにより、遊んでもらうために抱卵をやめゲージから出たがるはずです。温めた卵が冷えてしまえば、中止卵となり、雛が孵化することはありません。


Q10.同じ時期ペアーリングをし、秋から巣引きを始めた文鳥ですが、片方のペアーは、卵を産んで暖めていますが、もう片方のペアーが、巣引きを始める気配が無いのですが、同じ環境にいるのに、どうしてですか。


A10.通常、文鳥の巣引きは秋から始まりますが、個体差やペアーリングの状態、その鳥の生まれた時期によって変わる事もあります。

秋に生まれた鳥は、秋から巣引きを始めますが、春に生まれた鳥は、春からしか巣引きを始めません。なので、翌年も同じ頃からしか巣引きを始めない鳥が多いようです。


Q11.オカメインコを初めて飼うのですが気をつける点など有りましたら教えてください。


A11.気を付ける点を書き出すと切が有りませんが、冷えないことと、挿し餌の温度、10~12時間の夜間の挿し餌を与えない時間を作る、親わけして間もないときは、手の上でも長時間抱かない、歩かせないなど、あります。もう少し詳しくは、下のリンクを参考にしてください。


Q12.コキン鳥の巣引きですが、部屋を暖かくしていたのですが、メスが卵を産んで(全部で10個ほど巣に有りました)しばらく暖めていたのですが、落鳥してしまいました。原因はどんなことが考えられますか。


A12.原因は、その鳥の状態や、環境によって一概には言えませんが、まずこの場合考えられることは、部屋を暖房していても、夜は、安全のため消してしまうことが、多々あります。そのため、昼と夜との温度差(一日の温度差が15度を越えると落鳥率が急激に高くなります)が大きくなり落鳥の危険性が高くなり、また産卵時期と重なって冷えることによる卵づまりが考えられます。昼は、日光が入り暖かいのであれば、部屋を暖房するのをやめ、夜だけペットヒーターなどを籠に入れ保温をし、ゲージごと薄い布などでかぶせて熱が逃げないようにすると良いです。


Q13.手乗りのセキセイインコですが、羽を切らなければいけませんか。


A13.鳥は、飛ぶのが当たり前なので、できるだけ羽を切らないほうが良いと思うのですが、ゲージに入れたいときになかなか戻ってくれない、カーテンレールなどの高いところから降りてくれず、捕まえるのに苦労するなどの場合は、やむなく切ります。羽を生きるときは、鳥を見てくれる獣医さんに行かれるか、小鳥を扱っているペットショップ(出来れば専門店など)で聞かれると良いです。


Q14.手乗り文鳥の爪の事ですが、手の上で止まらせると子供が痛いといいます。爪が伸びすぎているのですか、切らなければいけませんか。その時は、獣医さんに連れて行かなければいけませんか。


A14.爪が伸びすぎているのであれば切らなければなりません。爪の状態にもよりますが、籠などに爪が引っかかるようであれば伸びすぎています。そうでなく、手に乗せたときに痛いだけであれば、爪の先を爪きりか(普段使っている爪きりやニッパーなど)で、爪の先をほんの少し(1~2mm程度)切ります。

鳥トウ商店

日本愛玩動物協会、愛玩動物管理士がいる小鳥の繁殖直売店です。 開業50年以上の繁殖経験と、直売店ならではの小鳥をご提供しています。 独自配合のエサをご用意すると共に、多くの種類の単品の餌もご用意しております。 これから小鳥を飼う方から、多くの小鳥を繁殖を手がけたい方まで、 ご希望に添えるお店を目指しております。 小鳥好きの皆様、ご来店をお待ちしておりますので、お気軽にお立ち寄り下さい。

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